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執筆者の写真neki neki

実は本嫌いだった

さぁ、改めて思い出す事にしよう。 アホな事ばっかりしてるが、結構長い人生を歩いてきている。 全部思い出せるだろうか???

私は、本を読むのが遅い。実に遅い。あんまり好きではなかった。 サラサラ~っと目を通す事ができないのである。 じぃ~っくり頭のフィルターを通過しないと、 読んだ気にならないのである。

そして、内容が難しいのは、もっと遅くなる。 国語の教科書は、ほとんど内容を覚えていない。 じぃ~っくり読んだが、途中寝てしまう位面白くなかった。 大分大人になった今やから、いい物語が載っていたに違いない… とは思うが、その頃は、全く興味が湧かんかった。

小学校の頃は、「科学と学習」これに尽きる。 小学○年生ってのもあったが、実験が好きやった。

学生の頃は、赤川次郎が流行り、友達に借りて、よく読んだ。 話題についていく為である。 この頃は、推理物が流行っていたように記憶する。 あと、月刊エレクトーンという雑誌に、 師匠のエッセイが載っていたので、 それを目当てによく買うていた。

ハタチを過ぎた頃から、ファッション雑誌を毎月買うてたので、 ほとんど、雑誌しか読まなかったはず… しかし、ある日、その雑誌に連載されているエッセイに 注目しはじめる。 作家さんのお間抜けな文章に、惹かれていったのである。 そのうち、ファッション雑誌は、そのコーナーを読みたい為に 買うようになる。 何か、勿体ないな~ と思ってる所に、単行本になると書いてあった。 それから、エッセイにのめりこんでいったのである。

私は、1ついい!と思うものが見つかると、そればっかりを追求する。 周りは見えていないのだ。それは、全てにおいてそうらしい。 本だけに決まっていないのだ。

エッセイでいうと、人間として、面白そうな人ばっかりを 狙って読んでいる。 旅行記にハマった時期もある。 人生の冒険者の読み物は、日々挑戦なので、いちいち面白い。

たまに、恐ろしい物語等も読むが、恐ろしい物は、好きではない。 非常に気に入った本以外は、読み終わると、売ってしまうのだが、 こんな恐ろしい物は、誰にも読んでもらいたくない… という気持ちになり、ゴミに出した。

恐ろしい本は、読んでいる時、夢中になっているが、 後に嫌な物が残る。 刺激が強い内容の本が増えるから、妙な犯罪も増えるんやないか? と思う。 その点、エッセイは、人を元気づける本やと思っている。

文章で、人を笑わせる技術は、なかなか難しい。 私は、まだまだ未熟者だが、 いつか私も面白い本が書けたらいいなぁ~と思い、 日々、日記を書くようにしている。 かなりの本嫌いだった私が、好きになった経過は、以上の通りである。

きっかけは、どこに転がってるかわからない。 拾ったきっかけのお陰で、苦手が克服される事もある。 ドンドン拾って、私だけのドラえもんのポケットを作るのだ!

※これを書くに当たって、思い出せる本の名前、 作家等書き出したのですが、 あえて、人名を出すのをやめました。適当に想像して下さい(^-^)

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