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執筆者の写真neki neki

ピアニカとの出逢い

学校の音楽の時間で、皆さん使いますよねぇ? 私も、そんな気分で、ピアニカを使ってました。 それが最初の出逢い。 クラスメートは、みんな黄色のピアニカだったが、 鍵盤が少なかったので、私は少し鍵盤が多いブルーにした。 だからって、何もできなかった。 和音を弾こうとすると、息が足りないので、すぐに音が消えてしまう。 あぁ~あかんわ~ すぐ諦めた。

その後、ウチのエレクトーンの師匠が、 よくコンサートで使用していたのを見ていた。 現在、音楽家として大活躍されている「松田昌」氏。 私が、エレクトーンにぞっこんの頃、松田さんは、 ピアニカをホースで吹きまくってた。 当時、私は全然ピアニカに魅力を感じてなかったのだ。

上々に入ってすぐ、レコーディングで使う事になり、 東京のある村にこもる前に注文し、 その村で受取ったのが始まりなのだ。 いきなりレコーディングで使用するなんて… れ、れ、練習しなきゃ~~! 村には、CDやらMDはない。 一応、ピアニカ前田さんのCDを鞄に入れ、村へ向かった。 ピアニカが到着してから、毎日前田さんの曲を真似してみた。 ちょっとずつコツがわかってくる。

シンセでは出せない、息遣いが出せる事が嬉しくて、 1人で部屋にこもって、ピーヒャラピーヒャラやってた。 大分、形になってきた頃、部屋の外から私の音に合わせて、 胡弓が聞こえたり、篠笛が聞こえたりするようになった。 そして、セッションが始まる・・・

そんな日々を送りつつ、レコーディングも着々と進み、 いよいよピアニカの出番となる。 待ったなしの一発で録音してしまった。 これでいいのか?ほんまにいいのか??自問自答が耐えない。 あまりにも呆気無いので、もう1回だけチャレンジさせてもらった。 だからって、そう変わるもんでもない。

あっちゅう間に、その曲は終了。 それを機に、ピアニカを愛しはじめたのだった。

ほとんどの人が、学校で使ってた楽器っていう事もあって、 今となっては、全くめずらしくない楽器である。

鍵盤ハーモニカという形態では、意外にもたくさん種類がある。 数年前、ジャズピアニストの山下洋輔さんが、 CMで使ってはるのを見て、あれが欲しい~!と思い、 ついつい高価な鍵盤ハーモニカを買うてしまった。 マウスピースが金色だったのだ。 同じのが欲しくて、探したが、どこにもない。 ご本人に聞いたのだ。あれは、特注だったと。 そこまでは、真似できんかった。トホホ

それからは、いろんな鍵盤ハーモニカをコレクションしたく なってしまった。 しかし、欲しくなるものは、大体製造中止されているものばかり。

ちょっと前に、アコルディーナという楽器が欲しくて しょうがなかったのだが、大量の息と、大金がないと買えない事が わかり、あきらめた。 未だに、新製品が出たと聞くと、目の色を変えて、調べてしまう。 現在、狙ってる物が、1つあるのだが… 手に入れたら、紹介する事にしよう。

私の当面の課題は、 いかに、カッチョよく聞かせられるか? いかに、ピアニカの音色の良さを伝えられるか? まだまだ追求中である。

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